TRAINING対面講座

対面講座

SARポラリメトリ講座シラバス(オンライン形式)

SARの基礎知識を有しており、ポラリメトリックSAR(PolSAR)について理解を深めたい方を対象としています。PolSARの偏波の原理や性質について、実習でソフトウェアを使用しながら理解し、解析技術を身に着ける講座です。

講座概要

講習日数 2日間
講習形態 RESTECの講師を派遣するオンサイト研修(講義及び実習)
定員・受講料 こちらの料金表をご確認ください
会場 お客様が指定する会場(オンライン講義も承ります)
受講要件 Windowsの基本的な操作ができること。
また、高校/大学レベルの数学の知識の他、当財団のSARリモートセンシング講座を受講されていること、もしくは、合成開口レーダーの知識を有することが望ましい。
受講準備 受講が決定しましたら、こちらから 受講マニュアル をダウンロードして受講準備を進めてください。
対象者 PolSARに興味をお持ちの方や、これからPolSARの利用を考えておられる方を対象としています。
講師 長崎大学大学院 工学研究科 電気情報科学部門 森山敏文 准教授
内容及び到達目標 ポラリメトリックSAR(PolSAR)を基礎から学ぶ2日間の講座です。偏波の原理や性質等の解説ののち、実際の事例を講義で取り上げ、また実際にソフトウェアを用いて、代表的な解析体験をしながらPolSARについての理解を深めることを目標としています。講座の初日は主に偏波の定義や測定データの表現方法等について学び、2日目は代表的な画像分類法を用いて実際にデータ解析や画像分類等の実習を行います。 なお、内容については、適宜変更となる場合があります。
1日目
時間 形態 科目 構成 到達目標
13:30-14:20
(50分)
講義 偏波SARの基本(1/3) ・偏波SARについて
・偏波の定義
偏波の原理や性質、偏波情報の有用性や応用、偏波画像の表現方法について理解する。
14:20-14:30 休憩
14:30-15:20
(50分)
講義 偏波SARの基本(2/3) ・測定データの表現方法
・基本的なターゲットの散乱特性
(同上)
15:20-15:30 休憩
15:30-16:20
(50分)
実習 偏波SARの基本(3/3) ・偏波画像の擬似カラー表現
・PolSARproによるPALSAR画像表示まで(実習)
(同上)
16:20 1日目
終了
講師はしばらく残りますので、質問があれば何なりとお聞きください。

※ 終了時刻は目安です。講座進捗状況により、前後する場合がございます。

2日目
時間 形態 科目 構成 到達目標
10:00-10:50
(50分)
講義 偏波解析1(1/2) ・コヒーレント散乱とインコヒーレント散乱
・散乱行列以外のデータ表現方法
解析ソフトウェア「PolSARpro」を用いて、衛星データの読み込み方法及び画像出力方法等を身につける。
10:50-11:00 休憩
11:00-12:00
(60分)
実習 偏波解析1(2/2) ・偏波基底変換(実習)
・相関係数等(実習)
(同上)
12:00-13:00 昼休憩
13:00-13:50
(50分)
講義
実習
偏波解析2(1/3) ・三成分分解(実習含む)
・エントロピー・アルファ解析と画像分類(実習含む)
三成分分解法について、解析ソフトを用いたデータ解析を行い、森林や水田・都市等異なる地表面状態をとらえたサンプルデータの解析技術を身につける。 代表的な画像分類法であるエントロピー・アルファ法を用いて、エントロピー・アルファ平面での散乱特性の評価と画像分類技術を身につける。
13:50-14:00 休憩
14:00-14:50
(50分)
講義
実習
偏波解析2(2/3) (同上) (同上)
14:50-15:00 休憩
15:00-15:50
(50分)
講義
実習
偏波解析2(3/3) (同上) (同上)
15:50-16:20
(30分)
理解度テスト、質疑応答
16:20 講座終了 講師はしばらく残りますので、質問があれば何なりとお聞きください。

※ 終了時刻は目安です。講座進捗状況により、前後する場合がございます。

使用機器等 ・実習及び演習ではWindows環境のコンピュータ端末を使用します。研修で使用する端末はご自身で準備ください。Macや他のOSを使用する場合は講義中のサポートは対象外とさせていただきます。
・PolSAR解析専用ソフトウェアである「PolSARpro」を使用します。
・実習及び演習用データは、ALOS及びALOS-2衛星のSARデータ(レベル1.1相当)を使用します。
教科書 「SARポラリメトリ講座」テキスト
参考書 レーダポーラリメトリの基礎と応用 -偏波を用いたレーダリモートセンシング- 山口芳雄著,電子情報通信学会,2007年12月25日発行 ISBN978-4-88552-227-7
評価方法 実習において解析結果を提出していただき、適切に解析されたかを講師が判断いたします。また、理解度テストを実施します。理解度テストの正答率80%以上、かつ出席率80%以上の方に、修了証を発行します。
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