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2021.07.15

【衛星からみた「国立競技場」公開】RESTECソリューション便り(2021年度/第2号)

1.お知らせ

1) 第2回受講相談会開催のお知らせ

リモートセンシングの研修に関する疑問をお持ちの方向けに『受講相談会』を開催します。事前に皆さまから質問を頂き、その内容により当日の議題をご用意いたします。

<受講相談会>

開催日    : 2021727日(火)14時~
開催方法   : Zoomによるオンライン
申込締切日: 2021721日(水)

<申込方法>

2つの申込方法を用意しています。どちらか一方からお申込みください。
  1.Connpass会員の方は Connpass上 で参加申込ください
  2.Googleフォーム も用意しています

2) 8~9月開講の対面講座(オンライン形式)のお知らせ

2021年度も対面講座はオンライン形式で開講しています。8月には毎年1度しか開講しない『SARポラリメトリ講座』を予定しています。是非、この機会をお見逃し無いように。また9月には『リモートセンシング基礎講座』があります。リモートセンシングをこれから学ぶ方には、この講座から受講されることをお勧めしています。そして今年度第1回目の『Google Earth Engineを用いたリモートセンシング講座』も9月に開講します。
各講座は申込先着〆切ですので早めにお申し込みください。

SARポラリメトリ講座 】 819日(木)~820日(金)(811日(水)申込〆切)
リモートセンシング基礎講座 】 98日(水)~99日(木)(831日(火)申込〆切)
Google Earth Engineを用いたリモートセンシング講座 】 910日(金)(92日(木)申込〆切)
光学リモートセンシング講座 】 930日(木)〜101日(金)(922日(水)〆切)

(参考)対面講座の選び方

 
3) 新講師のインタビューを掲載しています

2020年度後半から『Google Earth Engine を用いたリモートセンシング講座』の講師として活躍している研究開発部環境解析グループの伊藤拓弥にインタビューしました。上記でご紹介した910日(金)に開催する講座の講師でもあります。インタビュー最後には講師からの熱いメッセージもありますので、ご受講を迷っている方はぜひお読みください。

https://rs-training.jp/from2022/square/interview_t-itoh/

 

4) e-Learning動画を月替わりで無料公開しています

6月より、リモートセンシングが身近な技術であることをお伝えしたく、e-Learning科目の動画の一部を月替わりで無料公開しています。
現在は「Google Earth Engineの背景」(『地球観測衛星データ利用の新時代 ~ビッグデータ時代における地球観測衛星データ利用の特徴~』より)を720日まで公開しています。
次回の月替わり公開動画は「なぜ農業にリモセンなのか」(『農業関係者のためのリモートセンシング入門』より)を721日に予定しています。

RESTECのYoutubeチャンネル登録をお願いします。 (外部サイトへ移動します)

 

2.商品紹介

1) 地表面変位データをお試し~ Tellus上で公開中

RESTECがご提供する地表面変位計測サービス(RISE:Restec Interferometry SErvice)をご紹介します。RISEは衛星搭載の合成開口レーダを用いて、地表面の変位をミリメートルオーダーで計測するサービスです。地盤沈下や斜面変動など、地表面の変位は社会インフラのメンテナンスにおいて非常に重要な情報として注目されています。広域・過去の情報をご提供できるRISEは、現地測量情報を補間する有効なツールの一つとなります。
東京湾沿岸部のRISEを「Tellusマーケット」上で無償公開しております。是非、衛星による地表面変位データをお試し下さい。

無料データはこちらご利用にはTellusのアカウント登録が必要です、外部サービスへ移動します
  ※こちらからログインをするとRISEのデータへアクセス出来ます
◇Tellusのアカウント作成はこちらからどうぞ

※Tellus(テルース):さくらインターネット㈱が経済産業省事業として運用している、クラウド上で衛星データの分析ができる日本発の衛星データプラットフォームです。2020年2月27日よりVer2.0の提供が開始され、「マーケットプレイス」がオープンとなりました。

SARインターフェロメトリについて : https://www.restec.or.jp/solution/rise.html

◆その他、東京以外のご関心エリアの解析もお気軽にご相談ください。
 電話  : 03-6435-6789
 連絡先 : rise@restec.or.jp

 

2) 衛星画像サブスクリプションサービスのご紹介

衛星画像の世界にも「サブスクリプション」の流れがきています。一定金額を支払うことで画像データが利用できる年間契約サービスが各衛星画像ベンダーより提供されています。使い方はいたって簡単。ウェブブラウザにID/パスワードを打ち込むだけで大量の画像データにアクセスできるサービスです。

〇早く画像データを入手したい  世界中の大量の画像にアクセスできる、しかも最新画像も!
〇実際の画像を見てから入手(ダウンロード)したい  検索サイトのブラウズ画像では分かりえなかった薄雲などの有無が確認できる
〇欲しい画像の範囲は小さく、しかも候補地が多い  これまでの最小注文面積ルール(252が多い)が適用されないので、大変リーズナブル

といったユーザー様に最適なプログラムではないでしょうか?まだまだ普及が始まったばかりのサービスです。販売実績を有するRESTECでは、経験豊富な担当者からの商品説明やデモ(無料)をご提供しております。お気軽にお問い合わせください。

問合せ先: data@restec.or.jp

 

◎米国Maxar社「SecureWatch(セキュアウォッチ)」
 WorldView衛星の画像がブラウザ/GISソフト上で閲覧・ダウンロード入手できる年間サービス。対象は2000年以降に撮影された画像。GeoTIFF形式で多バンド(4バンド/SWIRバンド)の画像の入手も可能です。 

◎欧州Airbus社「OneAtlas(ワンアトラス)」
 Pleiades/SPOT衛星の画像がブラウザ/GISソフト上で閲覧・ダウンロード入手できる年間サービス。対象は2014年前後以降に撮影された画像。GeoTIFF形式で、多バンド(4バンド)の画像の入手も可能です。 

◎米国Planet社「Planet衛星画像サービス」
 現在100数十機運用中のDOVE衛星の画像がブラウザ/GISソフト上で閲覧・ダウンロード入手できる年間サービスです。

 

3.活動紹介

1) 第三回建設・測量生産性向上展(CSPI-EXPO 2021)報告

第三回建設・測量生産性向上展(会期 512日から14日、幕張メッセ)にて、地表面変位計測サービス「RISE」の展示を行いました。地表面変位計測サービス(RISE:Restec Interferometry Service)は、衛星搭載の合成開口レーダで取得した画像を解析し、過去から現在及び未来の地盤沈下や斜面変動などの地表面の変位をミリメートルオーダーで計測するサービスです。
各開催日で10,000名を超え、3日間で32,000人以上の来場者数となりました。RISEのブースにお立ち寄り頂きました方のご興味は、衛星画像を使ってみたい、災害時の利用可能性などが中心でした。また、ご質問が具体的であり、観測範囲の広さと情報の精細さのギャップに感心を示されたお客様もいらっしゃいました。会期を通じて、衛星画像の実利用が進んでいることを実感した展示会でした。
RESTECは今後も本サービスを通じて、建設土木分野における施工やメンテナンスの効率化に貢献してまいります。

会期中のインタビュー動画はこちら (外部サービスへ移動します)

地表面変位計測サービスRISE」の詳細はこちらをご覧ください。

 

2) 日本写真測量学会 令和3年度年次学術講演会オンライン開催

日本写真測量学会 令和3年度年次学術講演会がオンライン開催されました。RESTECはベンダーフォーラムにて、衛星画像データを広くご紹介いたしました。当日のご紹介内容と同様の動画が日本写真測量学会のHPで公開されております。

RESTECでは光学衛星・SAR衛星、計20種類以上のデータの中から、ご客様に最適な衛星データを提案しております。

お気軽に data@restec.or.jp までお問合せ下さい。

 

3) 株式会社豆蔵様の「豆寄席」で「衛星データ利用の最前線!」について講演しました

講演の内容を抜粋した「最近のトレンドとデータ爆発」の部分をコラムにまとめましたので、詳しくはこちら↓をご覧ください。

https://rs-training.jp/from2022/square/mameyose_20210625/

 

4) 『農業分野におけるリモートセンシング実務者講座』を株式会社三祐コンサルタンツ様で開催しました

ご指定の会場に講師を派遣、またはオンラインで既存の対面講座を実施するオンサイト研修を提供しています。オンライン形式での講座は国内外を問わず、遠方のお客様にも研修をお届けすることが可能です。社内研修にもご活用いただいております。

三祐コンサルタンツ様での模様については、こちら↓をご覧ください。
https://rs-training.jp/from2022/record/onsite_sanyu-con_2021/

 

5) アジア災害防止センターとの協定の締結について

RESTECとアジア災害防止センター(Asian Disaster Preparedness Center; ADPC)とは、アジア諸国への能力開発や技術開発によるサービス提供について、互いの活動を補完し、拡大するための協定を締結しました。両者はこの連携によりアジア地域のユーザーを対象として、防災へのGIS利用等に関する人材養成、リモートセンシングの防災活動に関するプロモーション、リモートセンシングの防災利用に関する国際プロジェクトへの取り組みを共同で行います。

続きはこちらから
https://www.restec.or.jp/notice/notice_year_2021/0607.html

 

4.事例紹介

1) 衛星からみた「国立競技場」

世界最高スペックを持つ米国Maxar衛星から見た国立競技場の姿を公式サイトのリニューアルした「Earth Gallery」やTwitterなどで公開しています。旧国立霞ヶ丘陸上競技場から現在の国立競技場までの変遷を衛星画像を通して表現してまいります。

2021年7月13日公開画像はこちらから 
2021年7月15日公開画像はこちらから 

 

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