TRAINING対面講座

対面講座

SARリモートセンシング講座

開催日:2020年10月15日(木)〜2020年10月16日(金)

リモートセンシングの基礎知識を有しており、SARデータをこれから扱いたい方を対象としています。 SARセンサの仕組みや解析技術について、実習でソフトウェアを使用しながら理解し、総合演習で実践的に課題解決できる技術を身に着ける講座です。

講座概要

講習日数 2日間
講習形態 講義、実習及び総合演習
定員 20名
受講料 66,000円(税込)
受講要件 ・Windowsの基本的な操作ができること。
・当財団のリモートセンシング基礎講座を受講されていること、もしくはリモートセンシングの基礎知識を有することが望ましい。
・高校/大学レベルの数学の知識を有することが望ましい。
会場 一般財団法人リモート・センシング技術センター セミナールーム
〒105-0001 東京都港区虎ノ門3丁目17-1 TOKYU REIT 虎ノ門ビル2階
対象者 SARに興味をお持ちの方や、これからSARの利用を考えておられる方を対象としています。
講師 当財団職員
内容及び到達目標 合成開口レーダー(SAR)を基礎から学ぶ2日間の講座です。SARの仕組みや種類、歴史など、SARの基本的な解説ののち、実際の活用例を講義で取り上げ、また実際にソフトウェアを用いてSAR解析を体験しながらSARについての理解を深めることを目標としています。講座の初日は主にSAR画像が撮像されてからどのように再生されているのかについて学び、2日目は画像の「判読性を高めるための補正処理」について判読の演習を行います。
なお、内容については、適宜変更となる場合があります。
1日目
時間 形態 科目 構成 到達目標
10:00-11:00
(60分)
講義 SARの概要 ・マイクロ波の特性
衛星搭載SARの歴史と動向
マイクロ波の特性や合成開口レーダ(SAR)開発の歴史観測センサの諸元等について理解する。
11:00-12:00
(60分)
講義 SARの再生原理 ・SAR画像再生処理の流れ
・レンジ圧縮
・アジマス圧縮
・SAR再生処理アルゴリズム
SARによる観測の原理、再生処理、処理レベル等について理解する。
12:00-13:00 昼休憩
13:00-14:00
(60分)
講義 SARデータの特性 SARデータの幾何(ジオメトリック)特性
SARデータの輝度(ラジオメトリック)特性
SARデータの後方散乱係数への変換
スラントレンジ投影とグランドレンジ投影の違いによる歪み地形と観測システムに起因する歪みの他、観測システム及びターゲットに依存する要因等について理解する。
14:00-15:00
(60分)
講義 SARデータプロダクト ・処理レベルの違いと観測画像
・SARの観測モード
CEOSフォーマットについて
SARの処理レベルやその事例、観測モードの特徴について理解する。
15:00-16:00
(60分)
実習 SAR解析実習 ・専用ソフトによる画像再生処理及び2偏波観測データのカラー合成表示 SAR画像(単画像)の適切な再生処理及び表示方法を身につける。

※ 終了時刻は目安です。講座進捗状況により、前後する場合がございます。

2日目
時間 形態 科目 構成 到達目標
10:00-12:00
(120分)
講義
実習
SARデータの補正処理 ・強度画像に対する補正の基本理論
・専用ソフトによるオルソ補正、2時期観測データカラー合成表示、強度画像の後方散乱係数への変換及びノイズ低減処理の実習
SARのオルソ補正、ラジオメトリック補正等、各種補正の概念を理解し、技術を身につける。
12:00-13:00 昼休憩
13:00-14:00
(60分)
講義 SARデータの解析事例 SARデータの強度画像を用いた解析事例
SARデータの特性を生かした解析技術
インターフェロメトリやポラリメトリ等、様々なSARの解析手法と事例について理解する。
14:00-16:30
(150分)
演習 SARデータ総合演習 ・社会インフラ/農業分野等、様々なテーマにおけるSARの判読
※ 演習の進め方
①課題への対応策の検討
②対応策に基づいた課題解決の実践
③実践結果のプレゼンテーション
④実践結果に対する講師からの評価
SARのサンプルデータを用いて、実際の利用を想定した課題解決の考え方と技術を身につける。
16:30-17:00
(30分)
理解度テスト、質疑応答
17:00-17:30
(30分)
個別相談 疑問点等何でも気軽にご相談ください(自由参加)

※ 終了時刻は目安です。講座進捗状況により、前後する場合がございます。

使用機器等 ・実習及び演習ではWindowsパソコン(1名につき1台)を使用します。研修で使用するパソコンは当方で準備します。
・実習及び演習用ソフトウェアは、フリー且つオープンソースのGISソフトウェアであるQGISを使用します。
(QGISについては、http://qgis.org/ja/site/ をご参照ください)
・実習及び演習用データは、ALOS衛星およびALOS-2衛星のSARデータ(レベル1.0、1.1、1.5、2.1)を使用します。
教科書 当財団作成の「SARリモートセンシング講座」テキスト(開始前に、当日配布いたします)
また、教科書の他、当財団作成の「SAR用語集」、「SARに関する図書とWebサイトの紹介及び「商用ソフトウェアとオープンソースウェア・フリーソフトウェアの紹介」を特別に配布いたします。
参考書 「リモートセンシングのための合成開口レーダの基礎 第2版」(大内和夫著、東京電機大学出版局)
「Digital Processing of Synthetic Aperture Radar」(I.G.Cumming and F.H.Wong、Artech House)
「Synthetic Aperture Radar: Systems and Signal Processing」(J.C.Curlander and R.N.McDonough、Wiley Series in Remote Sensing and Image Processing)
評価方法 総合演習において解析結果を提出していただき、適切に解析されたかを講師が判断いたします。また、理解度テストを実施します。理解度テストの正答率80%以上、かつ出席率80%以上の方に、修了証を発行します。
その他 講義の後、アンケートにご協力ください。
また、本講座の発展的な内容となる、当財団の「SARインターフェロメトリ講座」、「SARポラリメトリ講座」のご受講もお勧めします。
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