ABOUTリモセン研修ラボについて

ご挨拶

リモート・センシング技術センター(RESTEC)は、設立以来40年以上にわたりリモートセンシングに関する研修事業を国内外で実施してまいりました。RESTECの研修の受講生は、78カ国6,000名以上に及びます。その間、衛星による観測技術や取得データの解析技術は目覚ましく進歩しました。RESTECは、研究開発事業に裏付けられた確かな知見と専門性に基づき、時代に合わせた研修を提供してきました。

ここ数年は、持続可能な開発目標(SDGs)やパリ協定など、リモートセンシングに対する社会的なニーズも高まりを見せています。日本では「衛星リモートセンシング記録の適正な取扱いの確保に関する法律」が施行され、衛星データのビジネス利用の枠組みが整いました。40年前は一部の専門家だけが使う技術でしたが、徐々に身近な技術となってきたのです。

このような様々な環境の変化に対応し、より多くの方々に幅広いリモートセンシングの可能性を学んでいただくため、これまでの研修プログラムを見直しました。解析技術に関する研修を体系的に整理・充実させ、リモートセンシングによる課題解決を自ら考え、研究だけでなくビジネスに応用できるような人材の育成をサポートいたします。また、具体的な社会ニーズに対する衛星を使ったソリューションなど、企業や行政の方が現場で使える知識や技術を学んでいただける研修もご用意してまいります。

3月からは、e-Learningの導入によりオンラインでRESTECの研修を受講していただけるようになります。いつでも・どこでも・何度でも、納得のいくまで受講いただけますし、従来の集合型研修の予習・復習にもお使いいただけます。

このような研修プログラムをわかりやすくご案内し、皆様の学習や衛星データの利用をサポートするのが、このサイト「リモセン研修ラボ」です。
皆様の研究や事業のお役に立てるよう、時代の変化や幅広いニーズに応え、今後も研修の内容を拡充してまいりますので、新しくなったRESTECの研修をぜひご体験下さい。

一般財団法人リモート・センシング技術センター
理事長 池田 要
2019年3月25日

 

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