CASE EXAMPLE利用事例

エネルギー・環境の資源を有効に使う 風力発電地点調査の効率化

陸上での風力発電所設置において、気候や地形の特性から山岳地帯が候補地になるが、起伏の激しい複雑な地形では風が乱れやすく、乱れた風は風車に悪い影響を与えやすい。そのため、建設候補地域の事前調査が非常に重要となる。
そこで衛星データを活用した事前調査で、正確な地形データから数値解析された“風況”の把握が可能になり、陸上における「風力発電地点設置場所」の選定精度が高まっている。

エネルギー・環境の資源を有効に使う 都市計画の環境評価シミュレーション

新しい建築物を設計する際には環境に配慮した計画が求められてくる。しかも敷地面積が広く、大規模建築物になるほど周辺環境に大きな影響を与える場合が多い。そこで都市計画においては、環境評価の指標の一つに“気流(空気の流れ)”が持ち入れられる。衛星データを用いた気流のシミュレーションでは、建設予定地の地形起伏、周辺の樹木などを配慮した解析が可能で都市計画に役立てられている。

災害時の被害場所を見つける&災害被害に遭わないための対策をする サイクロン由来の高波・高潮を対象としたハザードマップ整備

アジア太平洋地域の島嶼国(フィジー、バヌアツ、サモア)は、サイクロン(台風)による高波・高潮の脆弱性が指摘されておりハザードマップ整備のニーズは非常に高い。リモートセンシングで得られる沿岸地域の地形情報と水深情報は、浸水シミュレーションを伴うハザードマップ作成に大きく寄与した。

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