2019年10月22日から31日の日程で、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)による日本・アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプラン)をRESTECにて実施しました。
アジア地域の農業統計部門、農業政策計画部門や灌漑農業部門で活躍する8カ国13名の若手職員(カンボジア2名、インドネシア2名、ラオス3名、ミャンマー1名、フィリピン1名、シンガポール1名、タイ2名、ベトナム1名)を招聘し、稲作を中心とした農業へのリモートセンシング技術の利用に関するトレーニングを提供しました。
リモートセンシング入門講義では研修課課長代理の道下 亮が、また、ドローンなどを活用したスマート農業に関する講義では研究開発部主任研究員の小田川 信哉が講師を務め、リモートセンシングの基礎や代表的な利用事例に関する講義を行いました。
招へい者は、日本の農業分野における衛星データの利用に強い関心を示し、自国においてどのようにしたら衛星データが活用できるかについて活発な議論が行われました。
リモートセンシング入門講座で講義する道下
小田川が操縦するドローンから撮影した集合写真
2020年度の開催結果はこちらをご覧下さい。