Day1 オープニングセッション
2021年1月28日と2月4日に、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)による日本・アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプラン)のオンライン交流会及び事前研修をオンラインで実施しました。
本邦研修『農業・食糧安全保障分野における課題解決の為の実践的リモートセンシング技術研修』の事前研修として実施したオンライン交流には、アジアの9か国(カンボジア、ラオス、インドネシア、ミャンマー、フィリピン、タイ、ベトナム、マレーシア、ブルネイ)の農業関連省庁の農業統計部門、農業政策計画部門や灌漑農業部門で活躍する15名の研修生がリモートで参加し、農業のリモートセンシング技術の利用について学びました。
1月28日の第1回ではオープニングセッションに引き続き、研修生自身の業務内容や出身国の農業事情を含んだ自己紹介を行い、他の参加者と意識を共有しました。その後、過去の研修生から来日して研修で学んだこと、帰国後に活かせている技術などを実体験と共に紹介してもらい、第1回を終了しました。
第1回終了後、第2回の開催までに研修生は今回RESTECが特別に構築したオンライン学習サイト上で3種類のe-Learningコンテンツ(英語版)でリモートセンシングの基礎知識を学んでいただきました。
第2回(2月4日開催)ではe-Learningで学習した内容の振返りと質疑応答が行われ、研修生は学習した内容の理解を深めました。その後のディスカッションでは、リモートセンシングの農業行政現場での利用について活発な意見が交わされました。
研修生からは「日本に行って研修を受けて学べるのがより楽しみになった。」「本邦研修で何を学ぶべきか、事前の研修で理解でき自分の目標がはっきりしてよかった」などの感想が集まりました。
これに引き続き実施が予定されている本邦研修においても、リモートセンシング技術の農業への適用に関して多くの学びが得られるよう、RESTECでは準備を進めてまいります。
2019年度の開催結果はこちらをご覧下さい。
Day2 クロージングセッション