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2022.11.17

【お勧め衛星画像をご紹介!】RESTECソリューション便り(2022年度/第4号)

1.お知らせ

1) 2022年度対面講座 申込受付中

2022年度開催のすべての対面講座は現在、受講申込受付中です。全ての対面講座をオンライン形式で開講しております。
申込締切は各講座開講日の1週間前、先着順とさせていただいております。

SARインターフェロメトリ講座(2022年11月24日(木)〜25日(金)開講)
リモートセンシング基礎講座(2022年12月21日(水)〜22日(木)開講)
光学リモートセンシング講座(2023年1月11日(水)〜12日(木)開講)
SARリモートセンシング講座(2023年1月25日(水)〜26日(木) 開講)

受講検討の際に下記のページもご参照ください。

2) 無料公開中の月替わりe-Learning動画

e-Learning科目の動画の一部を月替わりで無料公開しています。

リモートセンシングが身近な技術であることをお伝えしたく、今月はe-Learning科目『Google Earth Engine 基礎実習 II』の「一枚の画像からヒストグラムグラフを作成する」章を昨日から公開しています(12月20日まで公開)。

RESTECのYoutubeチャンネル登録をお願いします。 (外部サイトへ移動します)

2.商品紹介

衛星データの利活用が広がり、様々な分野の方からのお問合せが急増しております。本号では弊財団の取り扱い衛星画像からお勧めの衛星画像をご紹介します。

<高精細衛星画像(30cm~1m)>
  ✓ Maxar社衛星画像のWorldViewシリーズは30cm解像度の画像を提供
  ✓ Pleiadesシリーズにおいて、30cm解像度のPleiades NEO提供が開始予定
  ✓ 安価な新規観測がお勧めの75cm解像度GeoSAT-2
  ✓ WEB上でユーザ様のタスキングにより観測するSkySat

<1m以上の光学衛星画像>
  ✓ 豊富なアーカイブを有する中分解能光学衛星画像 SPOT6/7(解像度1.5m)
  ✓ 日本企業Axelspaceが開発する低コストの超小型衛星GRUS(解像度2.5m)
  ✓ 超高感度カメラで解像度5.1mの夜間撮影を行うCE-SAT-IIB

<多頻度観測・衛星画像配信サービス>
  ✓ 150機以上の小型衛星でほぼ毎日観測するPlanet社のPlanetScope
  ✓ Maxar社(WorldViewシリーズ)の衛星画像を閲覧・ダウンロード可能なSecureWatch
  ✓ Airbus社(SPOT/Pleiades)の衛星画像を閲覧・ダウンロード可能なOneAtlas

<合成開口レーダ、SAR衛星>
  X-bandはASNARO-2とCosmo-SkyMed、L-bandはALOS-2とSAOCOMをお取り扱い

詳しくは下記URLまで、ご要望はお気軽に問合せ下さい。
衛星画像製品:https://www.restec.or.jp/solution/index.html
お問合せ先 :data@restec.or.jp

3.活動紹介

1) 次世代森林産業展(FORESTERISE 2022)に出展しました

2022年9月14日~16日まで東京ビッグサイトで開催された次世代森林産業展(FORESTERISE 2022)に、NTTデータ社と共同でAW3Dサービスを出展、数多くの来場者の方々と貴重な意見交流を行うことができました。 特に、昨今カーボンニュートラルへの関心の高まりから、CP(コストパフォーマンス)や広域に優れる衛星データを使った森林資源量算出への期待感を強く感じました。

<出展内容>
衛星画像ソリューション「AW3D」日本全国ベースマップを活用した森林現況・資源量把握等の森林分野事例の紹介

詳しくはこちらをご覧ください

2) ベトナム宇宙機関向け研修の開催について

RESTECは、ベトナム国家宇宙センター(Vietnam National Space Center, VNSC)からの研修生を受け入れ、衛星リモートセンシングのデータ利用に関する研修を開始しました。本研修は、現在実施されているプロジェクト「Strengthening Disaster and Climate Change Countermeasures with Earth Observation Satellite」の一環として実施されるもので、VNSCの職員10名が来日し、約2ヶ月間にわたって衛星データの利用方法を学びます。

続きはこちらから

3) 対面講座「受講者の声」を掲載しています

対面講座を受講された方には事後アンケートに毎回ご回答いただいており、その中から抜粋して「受講者の声」として各対面講座の感想を【リモセン研修ラボ】に掲載しています。直近に掲載した「SARリモートセンシング講座」の受講者の声のリンクをご紹介しますので、受講を迷われている方はこちらも参考にご覧ください。また過去の「受講者の声」はこちらの一覧からどうぞ

4) 内閣府 宇宙開発戦略推進事務局が運営するポータルサイト「S-NET」に取材されました

S-NETのHPに掲載されている『災害時における、衛星画像とSNS画像を活用した「24時間365日働く」災害監視システム開発実証』で取材されました。衛星画像とSNS画像を活用した災害監視システム開発実証について、株式会社Specteeの岩井 清彦氏、原 裕介氏と共にソリューション事業第二部向井田明がお話ししています。

詳しくはこちらから

5) RESTECのHP更新情報

RESTECの財団HPでは多様な分野への衛星データを活用した事例・製品に関する解説や紹介を掲載しています。

●コラム「異常気象を衛星で見る(2022年夏 欧州)
猛暑といわれた2022年夏のヨーロッパについて、人工衛星による全球地表面温度の観測や降水量、干ばつ指数などの観測結果を掲載しています。

●コラム「衛星データ利用ビジネス拡大の背景
ここ数年、様々な分野で衛星データを活用したビジネスが拡大している理由について、データを提供する側の立場から4つのポイントで解説しています。

●コラム「“人新世”の時代のリモートセンシング 人間活動によって排出される大気微量成分の観測
リモートセンシングを用いた大気微量成分の観測ついて、人間文化研究機構総合地球環境学研究所の林田佐智子教授に講演いただいた内容を掲載しています。

●Earth Gallery「富を生む砂漠 アタカマ
チリのアンデス山脈と太平洋の間にある広大なアタカマ砂漠をAW3Dで表現しています。

6) YouTube番組『今知りたい衛星データを深掘り“サテライトーク”』にゲスト出演しました

この動画(計3本)は衛星データとはどんなものなのか興味のある方に向けた内容をトーク形式で分かりやすく解説しています。とても軽やかな構成でトークが進んでいますので、皆様に気軽に楽しんでご覧いただけます。

#1 衛星データのキホンのキ!
#2 衛星データの利用事例を深堀り(都市計画・森林・林業)
#3 衛星データの利用事例を深堀り(農業・その他事例)

 

4.事例紹介

1) AW3D利用事例 パイプラインのルート選定

アルジェリアと北アフリカにおいて最も大きなエネルギー企業である日揮アルジェリア様に、パイプラインのルート設計業務でAW3Dをご利用頂いた例をご紹介いたします。
このプロジェクトはタイトなスケジュール、砂漠の真ん中という特殊な地形かつ範囲が広域(総面積2,500km2)だったこと、 アクセスできる道路がなく、モバイルネットワークでカバーされていない場所だったことから、現地調査ではなくデジタルデータを活用してルート選定を行うことになり、解像度と精度の高さ、短期間での納品というポイントが決め手となり、AW3Dを選んで頂きました。
オルソ画像と地形データはGISとCADソフトウェアを用いて、約700km2の大規模なパイプラインルートの選定や道路地図の作成などに活用されました。プロジェクトでは、パイプラインのルートを再設計するなど様々な変更が発生しましたが、AW3Dの活用により迅速な意思決定が可能となり、従来の地形測量よりも時間とコストを削減することができたと評価して頂いております。

AW3Dチームでは、豊富な提供実績を踏まえ、幅広いご要望にお応えしてまいりますので、お気軽にお問合せ下さい。

詳しくはこちらから

2) 測量・地図・災害・国土管理分野におけるリモートセンシング

RESTECの社内勉強会にて前国土地理院院長 飛田幹男氏にご講演頂いた「測量・地図・災害・国土管理分野におけるリモートセンシング」の内容を『コラム』へ掲載しました。 国土地理院が行う国土管理や地図作成への衛星データ活用について、事例と共に詳しくご紹介いただいています。

5.リモセン研修ラボTwitterのご紹介

研修だけでなく衛星データ利用に関する様々なことをツイートしていますので、ぜひフォローをお願いします。
Twitterアカウント : https://twitter.com/RESTEC_Training

この1ヶ月で反響の高かった2件のツイートを紹介します。
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完璧な猫の島!
鹿児島県のトカラ列島の一部で、頭側(この画像では左)が北です。

画像を含め、本ツイートはこちらからご覧ください

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出張でエジプトに向かっていますが、乗り継ぎでドバイに着きました
左は1986年、右は2022年のドバイの #衛星画像 ですが、35年間で街はだいぶ拡大しました。陸地だけでなく海上にまで広がっています。
この画像はLandsatが観測したデータを #VEGA (固定ツイート参照)を使って可視化しました。

画像を含め、本ツイートはこちらからご覧ください

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AW3D® Webサイト https://www.restec.or.jp/solution/aw3d.html
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