- 1.お知らせ
1) 第4回(2025年度)RESTEC研究助成採択結果発表
2) リモートセンシング技術研修 対面講座受講申込受付中! - 2.活動紹介
1) RESTECの財団HP更新情報
2) 取材協力
3) 【地理教育・宇宙ビジネス向け】無償で使える衛星画像の体験 ハンズオン講座(第12回)を開催しました
4) 箕面自由学園小学校様に出前授業を実施しました - 3.商品紹介
1) <AW3D> 標高データ × オルソ画像で広がる活用法
2) 新規取り扱い衛星のご案内 - 4.事例紹介
1) <AW3D>3D標高データ × オルソ画像で表現するパリの街 - 5.リモセン研修ラボXのご紹介
1.お知らせ
1) 第4回(2025年度)RESTEC研究助成採択結果発表
RESTECでは、リモートセンシング技術のさらなる普及啓発を目指し、2022年から「RESTEC研究助成」を実施しています。 第4回(2025年度)RESTEC研究助成について、審査委員による厳選な選考を経て、10件を採択いたしました。
2) リモートセンシング技術研修対面講座 受講申込受付中!
2025年全ての対面講座のスケジュールをHPに公開、受講申込ができます。今年度もオンライン形式で対面講座を開講いたします。 見積書・請求書が必要な方は別途ご連絡下さい。
年間スケジュールは研修カレンダーから確認いただけます。
直近の開講講座をピックアップしました。いずれの講座も先着順受付になりますので、お申し込みはお早めに!
Google Earth Engine を用いたリモートセンシング講座(2025年7月25日開催)
リモートセンシング基礎講座(2025年8月7~8日開催)
SARリモートセンシング講座(2025年8月21~22日開催)
リモートセンシング基礎講座(2025年9月11~12日開催)
光学リモートセンシング講座(2025年9月25~26日開催)
SARリモートセンシング講座(2025年10月16~17日開催)
SARインターフェロメトリ講座(2025年10月30~31日開催)
こちらもご参照ください。
ご指定の会場に講師を派遣、またはオンラインで上記の講座を実施する「オンサイト研修」も承っております。会場がない場合はRESTEC本社(東京都港区内)での開催も可能ですので、お気軽にお問合せください。オンサイト研修について
以下の講座はオンサイト研修のみで承っております。
2.活動紹介
1)RESTECの財団HP更新情報
RESTECのwebサイトでは解析事例や製品紹介等、衛星データに関する様々な情報を掲載しています。
- コラム
先月、地球の水循環を観測するミッションを担った衛星「しずくGW(GOSAT-GW)」が打ち上げられました。 そこで、人工衛星による観測データをIT漁業へ活かすサービスを提供されている一般社団法人漁業情報サービスセンター(JAFIC)の斎藤システム企画部長へ、漁業と衛星データについてお話を伺ってきました。
コラム「衛星データ利用が漁業の可能性を広げる」JAFIC システム企画部 斎藤部長
山口大学名誉教授でアジア防災センター(ADRC)の三浦センター長のご講演「巨大災害の被害低減に衛星リモートセンシングの果たす役割」をご紹介します。
コラム「巨大災害の被害低減に衛星リモートセンシングの果たす役割」ADRC 三浦センター長
- 2025年7月の壁紙カレンダー配布
RESTECが作成する世界の衛星画像カレンダー(電子版)を、毎月1日にwebサイトにて公開しています。デスクトップの壁紙等にご利用ください。
7月の画像は、畑や牧草地を強風から守るための「トレリス(格子)」と呼ばれる石垣が特徴的なアイルランドのイニシュモア島です。ここアラン諸島で編まれるアランニットにも同じ名の網目模様があります。
2)取材協力
NHK WORLD-JAPAN にて放送されている「IMPACTS」は、科学的データと最新の研究から、気候変動の影響について潜在的な解決策を提案する番組です。
RESTECは、万博スペシャル番組「EXPO 2025 Special Edition: Do the Oceans Hold the Key?」への取材協力を行いました。
詳細はNHK WORLD-JAPANのWebサイトからご確認ください。
3)【地理教育・宇宙ビジネス向け】無償で使える衛星画像の体験 ハンズオン講座(第12回)を開催しました
令和7年7月7日(月)七夕の夜に無料のハンズオン講座を開催しました。ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。今回はVEGA(Google Earth Engine Appsを用いた地球可視化ツール)で光学画像を中心に表示していきました。前回(第11回)のハンズオン講座で扱ったロサンゼルス山火事の「その後」も一緒にご覧いただき衛星画像の特徴をご紹介できたかと存じます。講座中からたくさんのご質問が届き時間延長してご回答させていただきまして、皆さんの衛星データへの興味・関心の高さを改めて感じました。
4)箕面自由学園小学校様に出前授業を実施しました
2025年7月14日、大阪府の箕面自由学園小学校の3年生を対象に、出前授業「宇宙から人工衛星で地球を見てみよう」を行いました。
子供たちは、驚きと興奮と共に、様々な人工衛星がロケットで打ち上げられ、地球を周回しながら観測を行っている仕組みを学びました。授業の後半では、RESTECの無料Webアプリ「VEGA」を用いて、子供たちが自分のタブレット端末でSentinel-2衛星のデータを表示しました。万博会場や大阪周辺の様子など、地上から約800km離れた宇宙からの画像に皆が感激していました。
3.商品紹介
1) <AW3D>3D標高データ × オルソ画像で広がる活用法
AW3Dと言えば3D標高データを想像される方が多いかと思いますが、実はオルソ画像も提供していることをご存じでしょうか?「AW3Dオルソ画像」は、高精細なAW3D地形データで補正されているため、精度の高い解析・利活用が可能な高品質オルソ画像です。
今回は、「標高データ(DEM)とオルソ画像を組み合わせると、どんなメリットがあるのか?」をご紹介します。この2つのデータを組み合わせることで、さまざまな分野での使い方がグッと広がります!
1.より詳しい空間分析が可能に
標高データとオルソ画像を組み合わせることで、高精度な3D空間分析ができます。地形の特徴や建物の構造など、立体的に把握できるので、より深い分析が可能です。
2.地形をリアルにビジュアル化
DEMとオルソ画像を組み合わせると、リアルな3D地形の可視化が可能に!都市計画や災害対策など、複雑な地形の理解や判断に役立ちます。
3.地形の全体像をしっかり把握
オルソ画像は表面の様子を、DEMはその下にある地形を見せてくれます。組み合わせて活用することで谷や尾根、水の流れなども一目瞭然です。
4.シミュレーションの精度もアップ
洪水予測や浸食シミュレーション及び視界解析などをより正確に行えるようになります。
AW3Dオルソ画像はデータがあれば世界中どこでもご提供可能!詳しい内容や導入のご相談など、気になることがあればお気軽にお問い合わせください。
2) 新規取り扱い衛星のご案内
このたび、株式会社Synspectiveと株式会社QPS研究所の衛星データの取り扱いを開始しました。両社共に、日本の衛星画像プロバイダーで、いずれも小型SAR衛星のコンステレーション構築により高頻度の観測を実現し、災害の多い日本を支えていく存在です。
・ 株式会社Synspective https://www.restec.or.jp/solution/product/Strix.html
本社: 東京都江東区
小型SAR衛星“StriX”を開発・運用し、取得データの販売と解析ソリューションの開発・販売を行っています。
・ 株式会社QPS研究所 https://www.restec.or.jp/solution/product/qps-sar.html
本社: 福岡県福岡市
高精細小型レーダー衛星“QPS-SAR”の開発に成功し、地球を準リアルタイムで観測するプロジェクトを推進中です。
SAR(合成開口レーダー)衛星とは?
レーダー技術を使用し、昼夜や天候に関わらず地表面の詳細な情報を得ることが可能な衛星です。災害や危機管理、環境モニタリングなど、陸地から海上まで広域を見える化するため、合成開口レーダーというセンサを搭載しています。
詳細はdata@restec.jpまでお問い合わせください。
4.事例紹介
1) <AW3D>3D標高データ × オルソ画像で表現するパリの街
美しい街並みと歴史的建造物が並ぶパリをAW3Dの高精度な標高データとオルソ画像でリアルに再現しました。
5.リモセン研修ラボXのご紹介
研修だけでなく衛星データ利用に関する様々なことをツイートしていますので、ぜひフォローをお願いします。
Xアカウント : https://x.com/RESTEC_Training
この1ヶ月で反響の高かった2件のツイートを紹介します。
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定期的に西之島をSentinel-2で見るのですが、一昨日6/12の画像は「え!?」ってなりました。 一瞬、雲がかかって頂上だけ顔を出しているのかと思ったけど西之島の標高は38m。火山活動で雪が溶けた雪原のようにも見えますが、ここは小笠原諸島。 実はこれ(続く)
画像、続きを含め、本ツイートはこちらからご覧ください
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先日のGOSAT-GWから、大気を観測する衛星の打ち上げが続きます。 いよいよ日本時間の明日朝、大気中の微量ガス濃度とエアロゾルの観測を主目的とした欧州宇宙機関(ESA)の衛星Sentinel-4が打ち上がります。 6時頃の打ち上げなので、早起きしてYouTube等のライブでご覧になるのはいかがでしょうか。
画像を含め、本ツイートはこちらからご覧ください
■RESTEC ホームページのご紹介
・ RESTECホームページ
・ リモセン研修ラボ
・ AW3Dホームページ
・ RESTEC Youtube チャンネル
・ リモセン研修ラボX
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データ販売について : data@restec.jp
研修について : https://rs-training.jp/from2022/contact/
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(※)「AW3D®」は、株式会社NTTデータと一般財団法人リモート・センシング 技術センターの登録商標です。
AW3D® Webサイト https://www.restec.or.jp/solution/aw3d.html
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