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2025.09.18

【ハンズオン講座(10/6開催)参加者募集開始!】RESTECソリューション便り(2025年度/第3号)

 

1.お知らせ

1) 第13回ハンズオン講座(10/6開催・Webinar)参加者募集開始!

この講座では、無料のオンラインツール「VEGA」を用いて、様々な地域を観測した衛星データをご自身のブラウザ上で表示していただきます。今回はSentinel-1ALOS-2が撮像した合成開口レーダ(SAR)画像を使います。初心者の方でも衛星で何ができるのかを体感していただけるので、ビジネス・教育・研究などへの導入の第一歩として、この機会をご活用ください。

主な内容

  • カンボジアの新空港
  • 中国北京の大洪水
  • 岡山県美作市のメガソーラー
  • 少雨によるダム湖の縮小
  • 五島列島沖の洋上風力発電
  • オホーツク海の海氷

*内容は変更になる場合があります
*過去の講座と内容を入れ替えていますので、以前参加された方もお気軽にご参加ください

概要

開催日 2025年10月6日(月)19:00~20:00
場 所 オンライン会議システムZoom
参加費 無料
用意するもの PCまたはタブレット
デュアルディスプレイにすると受講しやすいです
配布資料 有り
開催当日までにご案内します
その他 ブラウザはGoogle Chromeを推奨しています
終了後、質疑応答の時間を設けます

 

詳細・申込はHPのお知らせページをご覧ください

 
2) リモートセンシング技術研修対面講座 受講申込受付中!

2025年全ての対面講座のスケジュールをHPに公開、受講申込ができます。今年度もオンライン形式で対面講座を開講いたします。 見積書・請求書が必要な方は別途ご連絡下さい。
年間スケジュールは研修カレンダーから確認いただけます。

研修カレンダー

直近の開講講座をピックアップしました。いずれの講座も先着順受付になりますので、お申し込みはお早めに!

光学リモートセンシング講座(2025年9月25~26日開催)
SARリモートセンシング講座(2025年10月16~17日開催)
SARインターフェロメトリ講座(2025年10月30~31日開催)
衛星データ3時間クッキング(2025115日開催)
リモートセンシング基礎講座(2025111314日開催)
光学リモートセンシング講座(2025112728日開催)
SARリモートセンシング講座(2025121112日開催)
SARポラリメトリ講座(202622627日開催)

こちらもご参照ください。

ご指定の会場に講師を派遣、またはオンラインで上記の講座を実施する「オンサイト研修」も承っております。会場がない場合はRESTEC本社(東京都港区内)での開催も可能ですので、お気軽にお問合せください。オンサイト研修について

以下の講座はオンサイト研修のみで承っております。

 

2.活動紹介

1)RESTECの財団HP更新情報

RESTECのwebサイトでは解析事例や製品紹介等、衛星データに関する様々な情報を掲載しています。

  • RESTEC50周年記念サイトの開設

2025年81日にRESTECは創立50周年を迎え、それを記念した特設サイトを開設いたしました。理事長からのメッセージや、RESTECと地球観測のヒストリーなどを掲載しています。また、117()に予定しております50周年記念シンポジウムに関する情報も、随時更新予定です。是非特設サイトをご覧ください。

RESTEC50周年記念サイト

  • コラム「高性能マイクロ波放射計3 (AMSR3)が捉える地球の表情」

今年の6月に高性能マイクロ波放射計3 (AMSR3)を搭載した温室効果ガス・水循環観測技術衛星「いぶきGW」(GOSAT-GW)の打ち上げが成功しました。AMSRシリーズについて当財団の担当者が執筆したコラムをご紹介しております。

コラム「高性能マイクロ波放射計3 (AMSR3)が捉える地球の表情」

  • 20259月の壁紙カレンダー配布

RESTECが作成する世界の衛星画像カレンダー(電子版)を、毎月1日にwebサイトにて公開しています。9月の画像はトルコのスーラ湖をSPOT 7が捉えたものです。湖面がエメラルド色に輝く様が美しい画像となっております。デスクトップの壁紙等にご利用ください。

2025年9月の壁紙カレンダー

 

2) SoloTime渋谷において出前授業を実施しました

2025年83日、テレワークオフィスSoloTime渋谷において、SoloTime会員向けに実施された親子イベントで出前授業 「宇宙から人工衛星で地球を見てみよう」 を行いました。イベントにはSoloTimeの会員の方とそのお子様が親子で参加し、クイズを楽しみながら、人工衛星が地球を観測している仕組みや、観測された画像が色々な分野で利用されていることを学びました。休憩を挿んであっという間の2時間でしたが、子供たちは宇宙技術や地球環境等に対する興味関心を抱き、夏休みの自由研究にも使える画像やヒントを得られたのではないかと思います。

詳しくはこちらから

3) 第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)においてテーマ別イベントを実施しました

2025年820日、神奈川県横浜市で開催された第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)において、ルサカ協定タスクフォース(LATF/主催)と一般財団法人リモート・センシング技術センター(RESTEC/共催)はテーマ別イベントを開催しました。
本イベントは「アフリカにおける人間と自然の対立を監視するデジタル公共インフラ(DPI)と地域指揮統制センター(CCC)」をテーマとして開催しました。ケニア国観光野生動物大臣、タンザニア連合共和国自然資源観光大臣ならびにアフリカ開発協会会長からスピーチをいただいたほか、LATF代表、ケニア共和国観光野生生物省、国際連合宇宙局(UNOOSA)及び独立行政法人国際協力機構(JICA)の参加を得て、本プロジェクトの価値と有効性について活発な議論が行われました。

続きはこちらから

3.商品紹介

1) 人工衛星を用いた上水道管の漏水調査サービス “mizuiro” のご案内

衛星搭載型合成開口レーダー(SAR)とAIGISの技術を用いて、地表面の湿ったエリアを10m×10mメッシュでマッピングするサービスをご紹介します。従来の漏水調査手法と組み合わせることで、効果的な漏水調査に貢献します。本サービスでは、Lバンドマイクロ波の衛星搭載型合成開口レーダー(SAR)のデータを用いて、湿った土壌は乾いた土壌と比較しマイクロ波の反射が強いという特性を活かし、漏水の可能性があるエリアをマッピングします。また、排水管データや排水管敷設情報などを用いて推定ポイントを絞り込み、漏水調査対象エリアを特定するためのヒートマップを作成します。

人工衛星を用いた上水道管の漏水調査サービス “mizuiro”

福岡市水道局など様々な自治体での導入実績がございます。詳細は mizuiro@restec.jp までお問い合わせください。

2) 3Dマップの最適な解像度の選択

AW3Dでは、0.5mから5mまで、さまざまな解像度のDEM(数値標高モデル)製品をご用意しています。プロジェクトに最適な解像度を選ぶことは、成果の精度や効率に大きく関わります。

選ぶ際のポイントの例

  • データ容量 : 0.5m解像度の高精細版地形データは32bit形式で、1km²あたり約16MBと大容量になります。
  • 効率性      : 一方、5m解像度の標準版地形データは16bit形式で、1km²あたり約0.08MBと軽量。広範囲の解析やシミュレーションに向いています。

※5m解像度でも、有償オプションで32bit形式に対応可能です。
高解像度が必ずしも適切とは限らず、プロジェクトの目的や規模に応じて、最適な解像度を選ぶことが重要です。AW3Dでは無償サンプルデータをご準備しておりますので、ぜひお気軽にご利用ください。

▶ サンプル請求はこちら

 

4.リモセン研修ラボXのご紹介

研修だけでなく衛星データ利用に関する様々なことをツイートしていますので、ぜひフォローをお願いします。
Xアカウント : https://x.com/RESTEC_Training

この1ヶ月で反響の高かった2件のツイートを紹介します。
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ネバダ州で絶賛開催中のアートの祭典 #BurningMan、左は開催前の81日、右は26日のSentinel-2 #衛星画像。墨俣一夜城さながらに、突如として砂漠に町が出現しました。

https://burningman.org/event/

通常、#VEGA(固定ポスト参照)で衛星データを可視化する際は、画素値を最小0、最大3000くらいに設定しますが、砂漠は反射率が高く、この設定だと画像はほぼ真白になります。そこで、今回は最小1000、最大5000に設定しています。

画像、続きを含め、本ツイートはこちらからご覧ください

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この夏の猛暑で河口湖の水位が低下しています。浮島にある六角堂まで地続きになってしまったそうで、#衛星画像 で見てみました。左は202598日、右は202498日のSentinel-2の画像。陸地の部分がだいぶ広がっています。

画像を含め、本ツイートはこちらからご覧ください

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データ販売について : data@restec.jp
研修について   : https://rs-training.jp/from2022/contact/

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AW3D® Webサイト https://www.restec.or.jp/solution/aw3d.html
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