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2020.09.10

AW3Dチームが世界最大規模のGISイベントへオンライン出展しました

ソリューション事業第1部AW3D推進課です。
例年、米国サンディエゴ市にて開催されている、GIS分野における世界最大規模のユーザー会である「Esri ユーザー会(ESRI UC)」が、今年は新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を受け、2020年7月13日~16日の期間、初めてオンライン形式にて実施されました。参加登録者数は約8万人、企業展示社数約150社のうち、日本からは我々AW3Dチームのみの参加となりましたので、その貴重な体験をお伝えします。

米国Esri社社長ジャック・デンジャモンド氏によるプレナリーセッションは、ArcGIS製品へのライセンス登録がないユーザも参加可能というものでした。こうしたオープンな試みが可能であったり、移動時間や旅費などの制約を受けない点は、オンライン開催ならではのメリットと言えます。

AW3Dチームは、会期中、以下をテーマに計5回のウェビナー(オンラインセミナー)開催し、ArcGIS上でAW3Dデータを用いたデモも行いました。

– AW3D global coverage 2.5m Digital Surface Model and more
 (標準版: 2.5m解像度全世界整備「AW3D標準版」のご紹介)

– AW3D – World’s best accurate satellite based 0.5m DSM/DTM
 (高精細版:世界最高精度「AW3D高精細版(0.5mDSM/DTM)」のご紹介)

– AW3D – satellite based 3D building data for smart city
 (高精細版:スマートシティでのご利用に向けたAW3Dビルディング3Dのご紹介)

– AW3D Telecom dataset for 5G planning
 (分野別:テレコム分野(特に5G)におけるAW3D製品利用のご紹介)

– AW3D for mining site exploration and development
 (分野別:資源探査分野におけるAW3D製品利用のご紹介)

イベントに参加し、我々自身においても、オンラインイベントへの参加によるウェビナー開催のよい経験となったと同時に、3Dの活用シーンが広がっていることを実感しました。

AW3DはArcGIS製品との親和性が高く、例えば、以下の各製品に対応したフォーマットでご提供しております。
◆地形データの標準形式である GeoTIFF 形式は、そのままArcGISに読み込み可能
◆ビルディング3Dの標準形式であるShape形式は、そのままArcGISに読み込み可能
◆ビルディング3Dテクスチャ付きデータの提供形式であるSLPK方式は、そのままArcGIS Proに読み込み可能

AW3Dは皆様のお声を元に、よりよい製品・サービスをご提供すべく今後も改良を行ってまいります。

AW3Dの問い合わせはこちらのメールアドレスへお送りください。
E-aw3d@restec.or.jp

【ArcGISとは?】
ArcGISとは、Esri社が提供するGIS(地理情報システム)製品群の総称であり、地図情報や地理空間情報を様々な業務に活用するためのプラットフォームです。集積したデータを可視化させることにより、業務の効率化を図ることやより正確な情報の分析を行うことが可能です。

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