TRAINING対面講座

対面講座|シラバス

農業分野におけるリモートセンシング実務者講座

リモートセンシングデータを栽培指導や実際の栽培の現場で活用したい方を対象にしています。農業分野におけるリモートセンシングの基礎や実利用例、利用可能なデータと費用対効果など学んだうえで、クラウドコンピューティング環境での実習において日常業務で利用できる初歩的なデータ解析技術を身につける講座です。本講座は、岩手県農林水産部 農業普及技術課 農業革新支援担当様への研修内容を元に作成しました。

講座概要

講習日数 1日間
講習形態 RESTECの講師を派遣するオンサイト研修(講義及び実習)
定員・受講料 こちらの料金表をご確認ください
受講準備 事前にGoogle Earth Engineの利用許諾をGoogleから得ていただきます(Googleのアカウントの取得とTerms of Serviceへの同意が必要となります)。受講される方には、別途ご案内いたします。
会場 お客様が指定する会場(オンライン講義も承ります)
対象者 営農指導に携わっておられる方、スマート農業や衛星による作物監視に関心のある方
内容及び到達目標 リモートセンシングデータを栽培指導の現場で活用するための知識と初歩的な技術を身につけるための講座です。お客様の関心地域を対象として、農業分野でもっとも応用可能性のある正規化植生指数(NDVI)を無償の衛星データから計算し、日常業務で利用できる技術を身につけることを目標としています。
講座当日
時間 形態 科目 構成 到達目標
10:00-11:30
(90分)
講義 農業×リモートセンシング ・なぜ農業にリモセンなのか
・農業リモセンの学術的な知識
・実際の活用事例
・様々なデータを使い分ける
農業リモートセンシングの基礎を理解し、農業分野で幅広く利用できる正規化植生指数(NDVI)について学ぶ。また、実際の事例から、衛星データがどのように用いられているかを理解し、様々な選択肢の中から目的に合ったデータを合理的に選定する知識を身につける。
11:30-12:00
(30分)
実習 Google Earth Engineを使った基礎実習準備 ・Google Earth Engineの実習準備 午後の基礎実習に備え、Google Earth Engineへのログイン、サンプルプログラムへのアクセス確認など、必要な準備を行う。
12:00-13:00 昼休憩
13:00-16:00
(180分)
実習 Google Earth Engineを使った基礎実習 ・衛星データの検索及び閲覧
・外部データのインポート及び表示
・NDVIの作成と利用
Google Earth Engineにアクセスし、無償の衛星データを用いて関心地域のNDVIを計算する。また、NDVIを外部データと組み合わせ、日常業務で利用できる技術を身につける。
16:00-16:30
(30分)
質疑応答

※終了時刻は目安です。講座進捗状況により、前後する場合がございます。

使用機器等 ・実習ではWindowsパソコン(1名につき1台)を使用します。研修で使用するパソコンはお客様がご準備下さい。
・実習用ソフトウェアは、クラウドベースの地理空間データの解析プラットフォームであるGoogle Earth Engineを使用します。
(Google Earth Engineについては、https://www.google.com/intl/ja_in/earth/education/tools/google-earth-engine/をご参照ください)
教科書 当財団作成の「農業分野におけるリモートセンシング実務者講座」テキストを当日配布いたします。
参考書 農業と環境調査のためのリモートセンシング・GIS・GPS活用ガイド(森北出版、税込3,080円)
農業リモートセンシング・ハンドブック(システム農学会、税込2,750円)
その他 講義の後、アンケートにご協力ください。
参考 農業分野の利用事例
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