10月1日(木)2日(金)の2日間にわたり、『光学リモートセンシング講座』(講師:小田川信哉)をオンライン形式で開催いたしました。RESTECでは新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、従来の集合型研修をオンラインで開催しています。
受講して下さった方々の感想やご意見をご紹介します。
- 衛星画像について体系的に学ぶ機会が少なく、衛星画像特有の特徴をあまり理解できていなかったので、今回の講座はたいへん勉強になりました。特に、反射率への変換の部分を学ぶことができてよかったです。
- 今まで、光学画像を見るだけという使用でしたが、衛星ごとにことなるバンドや対象物ごとの特性が理解でき、光学画像の活用用途が広がり、とても満足な研修だと思いました。
- 数値モデルが専門で、これまでリモートセンシングは他の人に頼って結果を使う方向できたけれども、講座で聞いた情報を基に自力でもなんとかなりそうな気がしてきたため。
- 業務等に対し実践的な内容で良かったと思います。今回の技術を活用してみたいと思いました。
- リモートセンシングを導入していきたいと考えている企業や研究者の方々にとってとてもいい講座だったと思います。
講師補助(左側:橋口、右側:道下)
RESTECの講座では、受講者は「実習」でデータを解析する技術を身につけ、「総合演習」で実践力を身につけます。今回は15名の方にご参加いただいたので、2名の講師補助がブレイクアウトセッションで個別サポートも行いました。
- 講義と演習が交互にあり、技術を身に着けやすかったと思います。
- 講義だけでなく演習の時間も十分にあり、学んだことをすぐに実践できたため。
- 研修時間中に演習の項目が設けられており、自分で実際に手を動かして復習出来るので、ソフト利用の理解度が上がる。研修中分からなかったところについて、演習時間にもリモートセッションで個別に質問できるので、質問しやすい空気がある。
- ブレイクアウトで、詳しく教えて頂けて、理解ができました。
- (演習では)他の参加者の方々の結果を知ることができ、勉強になりました。
データ解析に利用した「QGIS」の使い方についてもご意見をいただきました。
- 業務で衛星画像を取り扱ってはいますが、QGISでの操作には不慣れだったので、実際に取り組むことができて勉強になりました。
- QGISは簡単な使い方しかしていなかったが、バンドの計算やレイヤーの結合、機械学習の方法など光学画像に対する使用方法を学べたので大変満足しました。
10-11月は、合成開口レーダー(SAR)に関する3講座を開講予定です。みなさまのご参加をお待ちしています。
- SARリモートセンシング講座(10月15日(木)~16日(金)開催)
- SARポラリメトリ講座(10月26日(月)~27日(火)開催)
- SARインターフェロメトリ講座(11月12日(木)~13日(金)開催)