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2020.01.23

【AW3D(R)全世界デジタル3D地図の紹介】RESTECソリューション便り(2019年度/第3号)

1.商品紹介

1)AW3D(R) テレコム for 5G

「AW3D(R)全世界デジタル3D地図」は、地形データ(3D)や画像データ(2D)だけでなく、お客様業務に応じた最適なデータセットも提供しています。その1つが、第5世代移動通信システム(以下:5G)の無線ネットワーク設計用に最適化された3D地図「AW3D(R)テレコム for 5G」です。
大容量通信を実現するために高周波数帯が用いられる5Gでは、建物・樹木等による伝搬損失や遮蔽の影響が大きくなることから、無線ネットワーク設計用に従来よりも詳細に構造物の形状や樹木の種類などを表現した高精細な3D地図が求められます。こうした需要に応え、5Gの設計用に最適化したデータセットとして提供しています。

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2)AW3D(R) ASEAN主要都市のビルディング3D

「AW3D(R)全世界デジタル3D地図」は世界130ヶ国以上、プロジェクト数では1300件以上にわたる幅広い分野でご利用いただいております。その中でも需要の高い東南アジア諸国の16都市についてはビルディング3Dデータの整備が完了しており、ご要望に応じて速やかにデータを提供することが可能です。

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2.お知らせ

1)リモセン研修ラボ

◆e-Learning受講のススメ
これまで距離や時間の問題で対面講座を受講が困難だった方、リモートセンシング技術の一端を知りたい方、今年こそ1科目3,000円のe-Learningで学び始めてみませんか?新しい科目も近日開講予定です!!

>詳しい内容やお申込みはこちらから

※今年度の対面講座はご好評のうちにすべて終了しました。ご受講ありがとうございました。新しいスケジュールは3月下旬にリモセン研修ラボHPに公開予定です。

◆<予告>初心者セミナー(無料)開催
3月17日(火)、リモートセンシング初心者に向けた無料セミナーを室町三井ホール&カンファレンスで開催します。「難しそう」なイメージを持たれがちですが、意外と身近なところで衛星データが使われている活用例や国内外のビジネス動向など、分かりやすくお伝えします。
募集に関する詳細は、追ってアナウンスいたします。

3.活動紹介

1)インドの3Dデータ事情

RESTECは12/3~5にインド中南部のハイデラバードで開催された「GeoSmart India」というインド国内でも最大級の地理空間情報イベントに参加し、AW3D(R)の展示を行いました。

GeoSmart Indiaのオフィシャルサイト

経済成長が続いているインドでは、生活環境の改善に向けた住宅や道路、都市計画の立案や整備が急ピッチで進んでおり、AW3D(R)もインドにおける様々なプロジェクトで利用されています。これまでは洪水対策やインフラ整備といった行政が主体となる事業における利用が最も多く、製品としては5m解像度のAW3D(R)標準版地形データが使われてきました。しかし最近ではインド政府が掲げている「Smart Cities Mission」といった国策も後押しとなり、今年11月に整備が完了したばかりの2.5m解像度や50cm解像度の高精細版地形データ、またビルディング3D等のより高精細なデータが使われるケースが増えてきています。
また、民間企業による鉱山開発やパイプラインの設計といった今まで使用されていなかった分野にも利用が広まっています。

AW3D(R) 2.5m標準版地形データの全世界整備完了のお知らせ

その背景として、AW3D(R)でも使用している衛星画像は、ドローンや航空機LiDARと比較して撮影条件が緩く且つデータの入手時期が読みやすい(例:飛行許可不要、衛星画像があれば数週間で納品可など)、位置が正確な地形データを広域で取得できる、など衛星由来の地形データの利点と必要性を今回ブースに来場くださった50機関以上(民間企業含む)との会話を通じて強く感じることができました。今後もAW3D(R)は世界中のお客様の課題解決に貢献できるように、サービスの充実化を進めます。

2)エコプロ2019 イオン環境財団ブースでミニ環境教室を実施しました

2019年12月5日(木)~7日(土)に東京ビッグサイトにて、(一社)産業環境管理協会、日本経済新聞社等主催の下で「エコプロ2019(第21回)」が開催されました。

>続きはこちらから

3)Tellus(テルース)の講座・イベントに登壇しました

日本初のオープン&フリーな衛星データプラットフォームであるTellusの利用者創出に向けて開催された衛星データ活用技術者養成講座「Tellus Satellite Boot Camp」と、利用者向けに開催された「Tellus Satellite Cafe」で当財団職員が登壇しました。それぞれの開催レポートを下記からご覧ください。

>「Tellus Satellite Boot Camp」開催レポート
>「Tellus Satellite Cafe」開催レポート

4) 2019年度JICA課題別研修JJ-FASTと衛星技術を活用した熱帯林管理を実施しました

RESTECは、国際協力機構(JICA)による課題別研修「JICA-JAXA熱帯林早期監視システム(JJ-FAST)と衛星技術を活用した熱帯林管理(森林ガバナンス改善イニシアティブ付帯研修)」を2019年10月27日から11月15日まで実施いたしました。

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4.事例紹介

◆SDGs事業向けサービス(農業ファイナンス向け衛星情報提供サービス)

RESTECでは、主に海外SDGs事業における、農業従事者の生計を下支えするための金融サービス向けの衛星情報の提供を行っております。SOMPOグループとの協業により、ミャンマーにて干ばつ被害補償の天候インデックス保険向けに、JAXA「GSMaP」を用いた雨量情報の加工・提供を行ったことを皮切りに、多くの実証事業に雨量をはじめとする農業気象情報を提供しております。2019年からは、タイにおいて、果樹向けサービスが正式に販売開始しました。

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■RESTEC ホームページのご紹介

RESTECホームページ  : https://www.restec.or.jp/
リモセン研修ラボ   :  https://rs-training.jp/from2022/
AW3Dホームページ   :  https://www.aw3d.jp/

■お問い合わせ先はこちらから

データ販売について : data@restec.or.jp
研修について    : https://rs-training.jp/from2022/contact/

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