- 1.お知らせ
1) 「衛星データサービス企画株式会社」設立のお知らせ
2) リモセン研修ラボTwitter開設、情報発信中!
3) 第四次産業革命スキル習得講座(通称「Reスキル講座」)に再認定されました
4) 6月開講予定の対面講座(オンライン形式)のお知らせ
5) 令和3年度文部科学大臣表彰の受賞について - 2.活動紹介
1) AW3D:NTTデータとJAXA共同研究開始
2) 建設・測量生産性向上展EXPO(5/12~14)出展しました
3) リモートセンシング技術を活用した市民参加型バイオマス調査 - 3.商品紹介
1) RESTECホームページの衛星情報データベース(衛星総覧)が便利になりました - 4.事例紹介
1) 福島・宮城地震におけるMaxar衛星画像の撮影状況
2) 農業分野における利用事例
1.お知らせ
1) 「衛星データサービス企画株式会社」設立のお知らせ
三菱電機株式会社、株式会社パスコ、アジア航測株式会社、スカパーJSAT株式会社、日本工営株式会社、一般財団法人リモート・センシング技術センターの6社は、災害時の迅速な状況把握や平時の継続的な国土・インフラ監視などに共通的に幅広く適用可能な衛星データ解析情報提供サービスの事業化を進めるため、「衛星データサービス企画株式会社」を6月に設立することで合意しました。
本企画会社は2023年度からの本格サービス提供開始を目指して事業検討を進め、平時の広域かつ継続的な国土・インフラ監視および近年甚大化する自然災害に迅速、確実に対応できる体制を構築し、安心・安全な社会形成を通じたSDGsの達成に貢献していきます。
詳しくはリリースをご覧ください。
2) リモセン研修ラボTwitter開設、情報発信中!
リモセン研修ラボでTwitterを4月12日に開始しました。各種研修の情報や衛星データ利活用に関する情報を発信しています。
フォロワー数10,000人を目指しています。皆さんのフォローをお待ちしています。
https://twitter.com/RESTEC_Training
3)第四次産業革命スキル習得講座(通称「Reスキル講座」)に再認定されました
「第四次産業革命スキル習得講座認定制度」は社会人のキャリアアップを図る専門的・実践的な教育訓練講座に対して経済産業大臣が認定するもので、この度、RESTECの『リモートセンシングデータ解析技術者養成講座』が再認定されました。
この講座は「リモートセンシング基礎講座」「光学リモートセンシング講座」「SARリモートセンシング講座」で構成され、トータル6日間(30時間)で受講いただけます。
詳細・お申込みはこちらから
「第8回「第四次産業革命スキル習得講座」を認定しました」(経済産業省サイトへ移動します)
4)6月開講予定の対面講座(オンライン形式)のお知らせ
2021年度も対面講座はオンライン形式で開講いたします。 6月は下記2講座が開講予定です。『SARリモートセンシング講座』は既に多くの方に申込いただいています。また、SARに関する講座を連続で受講することで理解が深まりますので続けて『SARインターフェロメトリ講座』のご受講もおススメしています。 各講座は申込先着締切ですので早めにお申し込みください。
【SARリモートセンシング講座】6月10日(木)~6月11日(金)(6月2日(水)申込〆切)
【SARインターフェロメトリ講座】6月24日(木)~6月25日(金)(6月16日(水)申込〆切)
5)令和3年度文部科学大臣表彰の受賞について
つくば事業所 吉田真由美主任研究員が、令和3年度文部科学大臣表彰(科学技術賞)を受賞しました。 受賞した業績「衛星観測による大気浮遊粒子状物質の現業監視技術の振興」は、吉田主任研究員がJAXA出向中にJAXA/EORC大気環境物質監視グループの一員として、菊池麻紀研究開発員(JAXA)を筆頭に、村上浩研究領域主幹(JAXA)、永尾隆特任研究員(東京大学大気海洋研究所)と共同で行ったものです。 本業績はエアロゾルアルゴリズムを開発し2020年1月に気象庁現業化へつなげたことが、科学技術の振興に寄与する活動として評価されました。JAXAが開発したアルゴリズムは気象庁へ提供され、その後、アルゴリズムを実用化した新しい黄砂予測が開始されています。吉田主任研究員は、静止衛星ひまわり8号からエアロゾル光学特性を高精度に定量推定するアルゴリズムの開発を担当しました。 RESTECは、リモートセンシングに関する気候・気象分野の研究開発を継続すると共に、蓄積した経験を生かして技術の発展に貢献します。
RESTECの研究開発事業についてはこちらをご覧ください。
2.活動紹介
1) AW3D:NTTデータとJAXA共同研究開始
AW3DサービスのビジネスパートナーであるNTTデータとJAXAは、人工衛星に搭載したレーザ高度計を活用した3次元地図の高精度化に関する共同研究を開始しました。この共同研究では、JAXAのレーザ高度計に関する技術とNTTデータの画像解析・3D化に関する技術を活用して、森林管理や防災といった様々な分野で活用される3次元地図の高精度化に取り組みます。
AW3Dホームページはこちらから
JAXAホームページはこちらから
2) 第三回建設・測量生産性向上展(CSPI-EXPO)への出展について
2021年5月12日~14日、幕張メッセで開催された「第三回建設・測量生産性向上展(CSPI-EXPO)」にて、「地表面変位計測サービスRISE」のブースを出展しました。
RISEは衛星搭載型合成開口レーダ(SAR)を利用し、地表面の微小な変位を面的に捉える「干渉SAR解析」を提供するサービスです。会期中は建設会社様、インフラ会社様をはじめ、様々な分野の企業様にご訪問をいただき、本技術への関心の高さがうかがえました。会場のライブインタビュー動画をRESTECのYouTubeチャンネルで近日公開予定ですので、ぜひご覧ください。
RESTECは今後も本サービスを通じて、建設土木分野における施工やメンテナンスの効率化に貢献してまいります。
「地表面変位計測サービスRISE」の詳細はこちらをご覧ください。
3) リモートセンシング技術を活用した市民参加型バイオマス調査
イオン環境財団とRESTECはリモートセンシング技術を活用した持続可能な地域づくりの実現のため、2019年に連携協定を締結し、環境教育やイベントへの出展といった取り組みを行ってきました。
2020年12月10日に新たな取り組みとして、宮崎県綾町とイオン環境財団のご協力を得て「綾町イオンの森」においてリモートセンシング技術を活用した市民参加型のバイオマス調査を実施しました。この現地調査で得た樹種や樹高測定などの結果とドローン観測画像から取得した情報を用いて、後日RESTECが森全体のバイオマス量を算定し、気候変動緩和への貢献度合いを評価します。ICTを利用した環境保全活動に地域の皆さんが参加することで、環境問題や科学技術への関心が高まることが期待されます。
詳細はこちらよりご覧ください。
3.商品紹介
1) RESTECホームページの衛星情報データベース(衛星総覧)が便利になりました
RESTECのホームページには事業や製品の紹介だけではなく、世界各国の人工衛星の情報を集めた、衛星情報データベース(衛星総覧)を掲載しています。1972年打ち上げのランドサット1号以降、各国200機以上の人工衛星に関する運用機関、観測目的などの概要の他、搭載センサーや衛星諸元といった詳細情報を掲載しております。
直近で打ち上がった人工衛星はもちろん、今後打ち上げ予定の人工衛星の情報も随時更新しております。
ユーザーの皆様から大変好評をいただいている本ページを、さらに便利にご利用いただくため、検索機能を追加しました。今回のリニューアルによりフリーのキーワードや打ち上げ年などで人工衛星を検索可能となり、名称がわからなくても簡単に目的の衛星を見つけ出すことができます。
より便利になった衛星総覧はこちらからご覧ください。
4.事例紹介
1) AW3D:国土交通省による3D都市モデルの整備
国土交通省が主導する3次元デジタル地図プラットフォーム・プロジェクト「PLATEAU」(プラトー)をご存知でしょうか?
3D都市モデルを使って、都市計画立案の高度化や、都市活動のシミュレーション、分析等を行っていく国交省DX事業の1つ。その都市モデルデータの一つとして衛星3Dモデル(AW3Dサービス)が取り上げられております。
「3D都市モデルの導入ガイダンス」という資料の P47-48 「民間衛星データを活用した3D都市モデルの整備・更新」
https://www.mlit.go.jp/plateau/libraries/
2) AW3D:海外における3Dデータの利用事例
AW3DサービスのビジネスパートナーであるNTTデータは、カナダのSoftree社と合同でウェビナーを4月に開催し、道路の概要設計におけるAW3Dの活用方法と効果について説明しました。今回はその際の動画をご案内します(英語での説明となります)。
【AW3Dの利用の背景】
カナダの建設土木コンサルタント会社であるCambria Geoscience社はメキシコ内陸部の鉱山道路の概略設計にあたり現地調査を行う予定でした。しかし新型コロナウィルスの影響により調査が行えないため、その代替策としてAW3D高精細版地形データとSoftree社の道路設計ツール「ROADENG」を活用して、設計作業を予定通りに進めることができました。このウェビナーの中ではAW3Dの紹介やSoftree社の技術者によるデモがご覧頂けます。
【ウェビナー参加者の概要】
当日は50名程度の方に参加して頂きました。道路設計に係わる建設コンサルタントや資源会社の方々が多く、アメリカ、カナダを始めとして南米やアフリカからも参加されました。
【動画公開サイト】
「SoftreeTechnicalSystems × AW3D × Cambria Geoscience Designing Roads from Space: Preliminary Road Design Using Satellite – derived DEM data(衛星画像によるDEMデータを活用した道路概略設計)」
https://www.youtube.com/watch?v=T7Su8gKxfQU
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研修について : https://rs-training.jp/from2022/contact/
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(※)「AW3D®」は、株式会社NTTデータと一般財団法人リモート・センシング 技術センターの登録商標です。
AW3D® Webサイト https://www.restec.or.jp/solution/aw3d.html
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