2020年10月23日、リモート・センシング技術センターは、e-Learning科目に「農業関係者のためのリモートセンシング入門」を新たに追加しました。
この科目は約75分の動画で構成されており、リモートセンシングデータを栽培指導や実際の栽培の現場で活用したい方を対象とし、リモートセンシングを農業の現場で利用する際に必要となる基礎的な知識を学べる内容になっています。実際の利用事例やクラウドコンピューティング環境でのデータ解析デモを通じて、現場でリモートセンシングデータを利用するイメージが持てるようになります。
1.農業分野でのリモートセンシング利用に関心のある方を対象にしています
農業分野でリモートセンシングの技術を活用したいと考えている方はぜひご覧ください。実際の活用事例の説明を交えながら、農業分野でリモートセンシングが注目されている理由や、様々なデータの使い分け方とその考え方についてわかりやすく解説しています。また、農業分野での衛星活用の一例として、Google Earth Engine を使った植生指数抽出のデモを実施しています。
【科目構成】
- なぜ農業にリモセンなのか
- 農業リモセンの学術的な知識
- 実際の活用事例
- 様々なデータを使い分ける
- 植生指数を抽出する
(総動画再生時間:約75分)
2.受講料をキャンペーン価格でご提供
本日から先着100名様を対象に、定価3,300円のところを2,200円(いずれも税込)でご提供するキャンペーンを実施いたします。お早めにお申込みください。
3.対面講座なら技術もしっかりと身につけられます
このe-Learning科目に加え、RESTECでは対面式の「農業分野におけるリモートセンシング実務者講座」も開講しています。対面式にはGoogle Earth Engineを使った実習も含まれておりますので、技術も身につけたい方は受講をご検討下さい。なお、RESTECの対面講座はZoomを使ったオンライン形式で実施しております。
https://rs-training.jp/training_item-cat/rs-agriculture/
■講師紹介
奥村俊夫
(一般財団法人リモート・センシング技術センター ソリューション事業第二部 調査普及課 参事)
農業利用分野のリモートセンシングにおいて、これまで日本国内をはじめ東南アジアやアフリカなど世界中の様々な農地を訪れ、衛星データを解析し、検証、評価を行うなど、豊富な経験を持っており、リモートセンシングを用いた農業利用分野の専門家です。農研機構、県の農業試験場や農業普及課の職員の方々との交流も多く、国内の農業事情にも精通しています。今回のe-Learningプログラムの構成は、講師自ら交流を持つ方々との議論を経て作成したものです。
■e-Learningの一部を紹介します (YoutubeのRESTECチャンネルから)
*農業関係者のためのリモートセンシング入門_なぜ農業にリモセンなのか
皆さまのご受講をお待ちしております。