2022年8月22日から9月8日にかけて、国際協力機構(JICA)による課題別研修「JJ-FAST[1]と衛星技術を活用した熱帯林管理」を実施しました。研修生が来日して受講することも検討しましたが、新型コロナ感染症の状況に鑑みて、一昨年度、昨年度に引き続きオンラインでの開催となりました。
今年度は8か国から1名ずつ合計8名の方が参加しました。参加国はブラジル、カンボジア、コンゴ民主共和国、ガボン、インドネシア、マレーシア、ソロモン、スリランカです。
オンラインで様々な制限がある中、研修生はJJ-FASTの活用方法を学ぶとともに、講師との議論を通じて各国の森林管理促進へ向けたアクションプランを作成し、研修最終日に発表を行いました。
RESTECは2017年度より本研修の実施を担当しています。2021年度の開催結果はこちらをご覧下さい。
[1] JICAと宇宙航空研究開発機構(JAXA)が2016年に共同で立ち上げた森林破壊を衛星で監視する熱帯林早期警戒システム「Forest Early Warning System in the Tropics」の略。URLは、https://www.eorc.jaxa.jp/jjfast/