RESTECは、衛星データの可視化ツール「VEGA*1」のマイナーアップデートを行い、バージョン2.2をリリースしました。バージョン2.2では、可視化した衛星データのレイヤー情報に以下の表記を追加しました(図1)。
- バンドの組合せ(光学データのみ)
- 偏波の組合せ(SARデータのみ)
- 画素値
図1 レイヤー情報の表記(上図がv2.1、下図がv2.2)
これにより、データを可視化した際に設定したパラメータをレイヤー情報から確認できるようになりました。 なお、このレイヤー情報は、可視化した画像の上部に表示されるもので、可視化したデータのパラメータが表示されます(図2)。表示されるレイヤー情報の数は、従来通り、最大で直近4回分までとなっています。
図2 レイヤー情報が表示される位置
RESTECは、リモートセンシング基礎講座でVEGAを使った実習や演習を行っているほか、VEGAの無料講習会も定期的に実施しています。
*1 VEGA(ベガ) RESTECが開発した衛星データ可視化アプリ。Google Earth Engine Appsを用いた地球可視化ツール(Visualizing Earth tool by Google Earth Engine Apps)の略。使い方など詳しい情報はこちらのページを参照。
参考:過去のお知らせ
・VEGAバージョン2.1
・VEGAバージョン2.0
・VEGAバージョン1.2
・VEGAバージョン1.0
利用許諾
改定日 2024年1月30日
財団は、Google Earth Engine Appsを用いた地球可視化ツール「VEGA」を使用する権利を下記の条件で許諾します。なお、VEGAの使用者は、VEGAの利用を開始した時点で、本利用許諾に同意したものとみなします。
- VEGAに関する著作権等の知的財産権は、財団に帰属します。
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- VEGAは、一切の保証なく、現状で提供されるものであり、財団はその商品性、特定用途への適合性をはじめ、明示的にも暗示的にもVEGAに関して一切保証しません。
- VEGAに関して発生するいかなる問題も、使用者の責任及び費用負担により解決されるものとします。
- 使用者は、VEGAの使用に関連した第三者から使用者になされた請求に関する損害、損失あるいは責任より財団を免責し、保証するものとします。
- 使用者は、Google社のガイドラインに従い、いかなる形でも画像を変更したり歪めたりしない限り、財団の許可無しでVEGAのスクリーンショットを印刷物及びオンライン記事等に使用することができます。