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2023.07.20

【事例‐山口県農地調査効率化実現!】RESTECソリューション便り(2023年度/第2号)

 

1.お知らせ

1) ドメイン変更に伴うメールアドレス変更のお知らせ

RESTECはドメインの変更に伴い、メールアドレスを下記のとおり変更いたします。
旧:restec.or.jp → 新:restec.jp

移行期間は7~9月、この間は旧ドメインと新ドメインのメールが混在しますが、旧アドレスでの受信は2024年9月末までとなります。

詳細はこちらから

 

2) 研究助成の採択決定

RESTECは、地球観測衛星等によるリモートセンシング技術の更なる普及啓発を目指し、社会経済の発展や人々の生活の豊かさに寄与することを目的とした研究助成を行っています。2023年度は学生2件を含む10件を採択しました。詳しくはこちらからご覧ください。

 

3) AW3Dの操作マニュアル動画 YouTubeにて公開!

全世界をカバーする3Dデータ「AW3D」の使い方動画 (日本語版) について、QGIS編とGoogle Earth Pro編の2種類、RESTECのYouTubeにて公開いたしました。ダウンロード方法からわかりやすくご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。これからも、GISツールの基本的な操作方法をはじめ、AW3Dをお使いの皆様にとって有益な情報をご紹介してまいります。「こんなことが知りたい」といったご要望がございましたら、お聞かせ頂けますと幸いです。

▼使い方動画 (日本語版)のご案内はこちら▼
QGIS編 : https://youtu.be/A9K6ZRdDTYc
Google Earth Pro編 : https://youtu.be/ebIAxrlx9rk

 

4) 【ALOS-2のScanSARデータを追加】VEGA バージョン2.1をリリースしました

RESTECは、衛星データを可視化できるウェブアプリ「VEGA」の新バージョン(バージョン2.1)をリリースしました。これにより、従来のLandsatやSentinel-1, 2に加え、ALOS-2のScanSARのデータも利用可能になりました。ユーザ登録不要で、無償でお使いいただけます。

詳細はこちらからご覧ください

 

5) リモートセンシング技術研修 対面講座 受講申込受け付け中

2023年度の全対面講座の受講申込を受け付けております。今年度もすべてオンライン形式で開催します。受講申込は先着順となっておりますので、早目にお申込みください。
見積書・請求書のご要望がありましたら個別に対応可能です。

直近に開講する講座をご紹介いたします。
リモートセンシング基礎講座(2023年9月7日〜8日開講)
SARリモートセンシング講座(2023年9月20日〜21日開講)
光学リモートセンシング講座(2023年10月19日〜20日開講)
SARリモートセンシング講座(2023年11月9日〜10日開講)
SARインターフェロメトリ講座(2023年11月30日〜12月1日開講)

他に実務者向けの講座・Reスキル講座のご用意もあります。詳しくはHPをご覧ください。

農業分野におけるリモートセンシング実務者講座
森林・林業分野におけるリモートセンシング実務者講座
Reスキル講座(第四次産業革命スキル習得講座)

受講検討の際に下記のページもご参照ください。

 

6) 無料公開中の月替わりe-Learning動画

e-Learning科目の動画の一部を月替わりで無料公開しています。
リモートセンシングが身近な技術であることをお伝えしたく、今月はe-Learning科目 『 Google Earth Engine 基礎実習  II 』 の 「 様々なバンドの組み合わせの衛星画像を同時に表示・比較する章を昨日から公開しています(8月15日まで公開)。

RESTECのYoutubeチャンネル登録をお願いします。 (外部サイトへ移動します)

2.商品紹介

1) 藻場:沿岸環境情報サービス

弊財団では、衛星搭載可視・近赤外放射計で取得した画像データを用いた、藻場・干潟・サンゴ礁の分布の解析結果を提供(沿岸環境情報サービス)しています。お客様のニーズにあわせて、3種類のサービスメニューをご用意しています。

標準プラン : 分解能3mによる解析プラン
高精細プラン : 分解能2mより高精細な画像による解析プラン
オーダメイドプラン : 上記衛星以外の衛星画像を用いた解析プランです。

詳しくは data@restec.or.jp までお問い合わせください。

 

2) Lバンドの合成開口レーダデータ、SAOCOMのご紹介

SAOCOM ( SAtelite Argentino de Observacion COn Microondas )は、アルゼンチンの宇宙機関CONAE ( Comision Nacional de Actividades Espaciales )の地球観測衛星です。SAOCOMはLバンドの合成開口レーダを搭載し、現在2機体制(SAOCOM-1A:2018年10月打ち上げ、SAOCOM-1B:2020年8月に打ち上げ)で運用しています。分解能は約10m(STRIPMAP)とからとなります。

詳しくは data@restec.or.jp までお問い合わせください。
SAOCOM製品詳細はこちらから

3.活動紹介

1)  【地理教育・宇宙ビジネス向け】無償で使える衛星画像の体験 ハンズオン講座(第6回)開催

7月11日にハンズオン講座を開催、多くの方にご参加いただき無事に終了いたしました。今回はお子様の夏休み研究のヒントにしていただけるような内容も盛り込みました。ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。

受講していただいた方からの声はこちらから

2) RESTECのHP更新情報

RESTECのHPでは、衛星データ利用に関する具体的な事例や製品などの情報を随時更新しています。最近の更新情報の中から2件ピックアップしてご紹介します。

●コラム「西表島でビーチクリーン
RESTECと連携協定を締結しているイオン環境財団が主催する海洋ごみ回収ボランティアへ参加しました。

Earth Gallery「富士登山」他1
7月10日に本格的な登山シーズンを迎えた富士山の登山道を宇宙からご覧ください。

 

4.事例紹介

1) FIFA女子ワールドカップ開催地 オーストラリア(ウルル)のAW3D画像紹介

本日(7/20)より、FIFA女子ワールドカップが開催されます!
そこで、今回は、開催国であるオーストラリアのシンボル的存在として親しまれている、巨岩「ウルル(エアーズロック)」の地形データをご紹介します。

ご紹介ページはこちら

左側の画像は SRTM(解像度:30m)、右側の画像が AW3D 高精細版(解像度:0.5m)です。AW3Dでは岩肌の詳細まで表現しているのがおわかり頂けるかと思います。AW3Dは、衛星画像から撮影された複数枚のデータを用いて作成しており、複雑な地形でも高い精度で正確な表現が可能です。日本国内のサンプルを無償でご提供しておりますので、この機会にお気軽にお問い合わせください。

サンプルのお申し込みはこちら◀ *サンプル希望の旨をご記入ください

 

2) 空間IDを活用した防災情報の三次元管理 人工衛星とSNS情報から推定した浸水域の公開

RESTECと株式会社Specteeは、デジタル庁「デジタルツイン構築に関する調査研究」事業として行った、衛星データとSNSから得られる災害時の浸水情報を空間IDで管理し三次元表示するシステムの実証結果を公開しました。
昨今、各地で気象災害が甚大化している中、河川氾濫などの被害が繰り返し起こっており、各自治体、行政側の対策として、より高度な情報管理と過去情報を用いた備えが重要視されています。そこで衛星データやSNSから得られた浸水情報を、地形や建物と組み合わせて3D化するシステムを開発し、被災時の街の浸水状況の再現を試みました。

つづきはこちらからご覧ください

 

3) 山口県農地調査効率化システムの事業化についてリリースしました

RESTECは、株式会社ニュージャパンナレッジとともに、山口県「令和3年度やまぐち産業イノベーション促進補助金」で採択された宇宙利用産業分野において、衛星データを活用した農地の現地確認効率化システムを開発し、山口県で事業化しました。
タブレットやスマートフォンを利用した圃場調査の効率化を実現させるべく、衛星解析アルゴリズムを用いたアプリケーション開発を進めてまいりましたが、対象農地と現在地を画面上で瞬時に確認できることで、調査効率の向上を実現することができました。

詳細はこちらからご覧ください

5.リモセン研修ラボTwitterのご紹介

研修だけでなく衛星データ利用に関する様々なことをツイートしていますので、ぜひフォローをお願いします。
Twitterアカウント : https://twitter.com/RESTEC_Training

この1ヶ月で反響の高かった2件のツイートを紹介します。
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キャノン電子のCE-SAT-IIBに搭載されている超高感度カメラは、本当に凄いんです。夜間光がその名の通り高感度で捉えられます。東京都内の夜の様子もばっちり撮影されています。
https://www.restec.or.jp/knowledge/column/20220817.html

画像を含め、本ツイートはこちらからご覧ください

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昨日6/15Sentinel-2捉えたが西之島を #VEGA(固定ツイート参照)で可視化しました。
快晴だったので、南へ流れる変色水と北に伸びる噴煙がよく写っています。
基本的にこの衛星は陸を観測し、海は撮らないのですが、この海域は毎回撮像しています。
それは少し引いてみると明らかで昨日の撮像範囲はこんな感じです。
北海道の東端を撮ったあとは、太平洋の海域はスルーして、西之島がある海域だけを撮像しています。
この範囲には、小笠原諸島の父島・母島・硫黄島なども含まれるので、Sentinel-2の観測対象となっています。

画像を含め、本ツイートはこちらからご覧ください

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AW3D® Webサイト https://www.restec.or.jp/solution/aw3d.html
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